マンションの遺品整理、費用相場はいくら?間取り別の目安と注意点をやさしく解説2026.02.03
マンションで遺品整理を進めるときは、戸建てとは少し違うポイントにも気をつける必要があります。
例えば、エレベーターの有無や共用部分の使い方、ご近所への配慮など、集合住宅ならではの事情が関わってくる場面もあります。
また、間取りや荷物の量によっても費用は大きく変わるため、事前に相場の目安をつかんでおくと安心です。
本記事では、マンションで遺品整理を行う際の費用相場や注意点について、やさしく解説していきます。
Contents
マンションの遺品整理、間取りごとの費用相場をチェック
マンションの遺品整理は、部屋の広さが変わる度に、費用も大きく異なります。
ざっくりした相場をつかんでおくと、見積もりの際に非常に便利です。
| 間取り | 目安の費用 |
| 1R〜1DK | 3〜15万円 |
| 1LDK〜2LDK | 10〜20万円 |
| 2LDK〜3LDK | 15〜30万円 |
| 3LDK以上 | 20万円〜 |
1R・1K・1DKの場合|3万円〜15万円
1人暮らし向けの1R・1K・1DKといった間取りでは、遺品整理の費用は3万円〜15万円が目安です。
コンパクトな部屋であっても、荷物の量やお部屋の状態によって金額は変わります。
費用の内訳例:
| 項目 | 目安の費用 |
| 基本作業費 | 約3〜8万円 |
| ゴミの分別・運搬費 | 約1〜4万円 |
| 清掃やオプション | 約1〜3万円 |
こんな場合は費用が高くなりがちです:
• 荷物が多く、分別作業に時間がかかる
• ゴミ屋敷のように状態が悪い
• 特殊な処分が必要な遺品が多い
作業は大体1~2時間ほどで終わり、作業員2名で対応するケースが多いです。
1LDK〜2LDKの場合|10万〜20万円
夫婦や小さなご家族が住んでいたような1LDK〜2LDKのマンションでは、10万〜20万円程度が費用の目安になります。
部屋数が増えることで荷物も多くなり、作業時間も少し長めです。
基本的なポイント:
• 作業員は2〜3名が対応
• 作業時間は2〜4時間ほど
• 荷物の量や整理のしやすさで費用は前後
注意点:
• 押入れやクローゼットに荷物が詰まっていると費用が上がる
• 不用品が多い場合は運搬や処分費が加算されることも
10万円前後で済む場合もありますが、家具が多いとそれ以上になることもあります。
2LDK〜3LDKの場合|15万〜30万円
2LDK〜3LDKの間取りでは、15万円〜30万円程度が費用の目安です。
ファミリータイプの住まいであり、収納スペースや家財道具も多く、整理には時間も人手も必要になります。
基本的な内容:
• 作業員:3名以上
• 作業時間:3〜6時間
• 家電・家具・衣類・書類などの量が多くなる傾向あり
費用の内訳:
| 項目 | 目安の費用 |
| 基本作業費 | 10〜15万円 |
| 分別・運搬費 | 3〜8万円 |
| 不用品処分費 | 2〜5万円 |
| 清掃やオプション | 3万円前後 |
特に、押し入れや納戸、ベランダなどに荷物が溜まっていると、作業量が増えて費用が高くなる傾向があります。
3LDK以上の場合|20万円以上のケースが多数
3LDK〜4LDKといった広めのマンションでは、遺品整理の費用は20万円以上になることが多いです。
家族全員で暮らしていた住居や、長年住まれていた物件は荷物の種類も量も多くなりがちです。
作業の目安:
• 作業員:4〜5名
• 作業時間:5〜8時間 or 複数日
• 荷物の仕分けや大型家具の搬出も必要になることが多い
費用が高くなりやすい要因:
• 家具・家電の量が非常に多い
• 貴重品や書類の選別が複雑
• 特別な搬出作業(クレーンなど)が必要になる
作業時間は1日以上かかることもあり、慎重に作業を進める必要があります。
オプション費用にも注意|供養・清掃・階段搬出など
基本の遺品整理費用に加えて、オプション料金が発生することがあります。
マンションならではの構造や住環境が影響するため、事前に確認しておくことが大切です。
よくあるオプションと相場:
| オプション内容 | 目安の費用 |
| 仏壇・人形の供養 | 約2万円〜 |
| ハウスクリーニング | 約1万円〜3万円 |
| 特殊清掃(臭い・汚れ) | 約5万円〜数十万円 |
| 階段搬出(EVなし) | 約1万円〜 |
注意すべきポイント:
• 階段のみのマンションは追加料金が発生しやすい
• 清掃が必要な場合は別途依頼になることも
• 特殊清掃は、孤独死やペット飼育などがあった場合に必要になるケースあり
業者によって対応範囲や料金設定が異なるため、見積もり時にきちんと説明を受けることが安心につながります。
マンションの遺品整理の費用相場が変わるポイント
マンションでの遺品整理は、間取りの広さだけでなく、荷物の量や建物の造りなどによっても費用が変わってきます。
どんなところに差が出やすいのか、よくあるポイントをいくつかご紹介します。
荷物の量が多いと、その分コストもアップ
マンションの遺品整理では、部屋の広さよりも「荷物の量」が費用に大きく関わってきます。
間取りがコンパクトでも、長年暮らしていた方のお部屋には、家具や日用品がぎっしり詰まっていることが多く、思った以上に作業が大変です。
荷物が多いと、そのぶん仕分けや梱包、運び出しに時間がかかり、人手も増えるため、全体の費用が上がってしまいます。
特に、大きなタンスやベッドなどがある場合は、解体作業が必要になることもありますし、処分にかかる費用も多くなりがちです。
「部屋数が少ない=安く済む」と思いがちですが、実際は荷物の量によって大きく変わる点には注意が必要です。
階段作業や狭い通路があると追加料金が発生
マンションの構造や立地も、遺品整理の費用に影響します。
例えば、エレベーターがない建物で2階以上にお住まいだった場合、荷物をすべて階段で運ぶ必要があり、作業に時間と体力がかかるため、追加料金が発生することがあります。
また、通路や階段が狭いと、大型の家具を安全に運び出すのに時間がかかるため、作業員の増員が必要です。
他にも、トラックを玄関近くに停められない建物では、荷物を長い距離運ぶ必要があるため、その分費用が上がるケースもあります。
オプション(供養・清掃など)で費用がかさむことも
遺品整理をお願いする際には、基本的な片付け作業だけでなく、様々なオプションサービスも用意されています。
例えば、仏壇や人形などを丁寧に供養したいときは、2万円前後の費用がかかる場合があります。
お部屋の清掃をお願いしたい場合も、簡単なハウスクリーニングで1万円〜3万円ほど、孤独死などで特殊な清掃が必要になると、5万円を超えることもあります。
害虫駆除や消臭、バイク・車の処分手続きなどもあり、オプションの追加で対応できる内容は様々です。
信頼できる遺品整理業者はどうやって選べば良い?
遺品整理をお願いするなら、やっぱり安心して任せられる業者を選びたいですよね。
見積もりの中身やスタッフの対応など、いくつか気を付けたいポイントがあるので、ひとつずつ見ていきましょう。
見積もりは「内訳までしっかり確認」が鉄則
遺品整理をお願いする際は、出てきた見積もりの金額だけを見て決めてしまわず、「何にいくらかかるのか」を丁寧に確認しておくことが大切です。
「作業一式で〇円」といった書き方だと、後から思わぬ追加料金が発生することもあるので注意が必要です。
例えば、「運搬費」「処分費」「車両費」など、費用の内訳が分かりやすく書かれていると安心です。
特にマンションでの遺品整理は、階段の上り下りや作業スペースの広さなどによって相場が変わることもあります。
現地の状況が見積もりにきちんと反映されているかもチェックしておきましょう。
口コミや実績で“対応の丁寧さ”をチェック
業者選びに迷ったときは、実際に利用した方の口コミや、今までの作業実績をチェックするのがおすすめです。
特に「スタッフの対応が親切だった」「説明が分かりやすかった」などの声が多い業者は、初めて依頼する方でも安心しやすいはずです。
ホームページやレビューサイトには、作業の流れや写真が載っていることもあるので、雰囲気をつかむ参考になります。
また、マンションのように搬出経路や作業環境が少し複雑になりがちな現場でも、経験が豊富な業者ならスムーズに対応してくれるでしょう。
「格安」や「無料」といった表記に注意!
「格安で対応します!」「今なら無料です!」などの言葉は一見魅力的に見えますが、内容をしっかり確認せずに依頼すると、後から高額な追加料金を請求される恐れもあります。
例えば、見積もりの中に含まれている作業範囲が少なかったり、不用品の処分費が別途だったりするケースも少なくありません。
マンションの遺品整理は、建物の構造や荷物の量によって相場に幅があるため、料金の安さだけでなく「どこまで含まれているのか」を丁寧に説明してくれる業者を選ぶのが安心です。
よくある疑問に答えます|マンションの遺品整理Q&A
マンションで遺品整理を進めるときは、手続きや費用、ご近所への対応など、気になることがたくさん出てきます。
よくある質問を取り上げながら、分かりやすくご紹介していきます。
賃貸マンションの場合、手続きはどうする?
賃貸マンションで遺品整理を行う際は、まず大家さんや管理会社に連絡を入れて、解約に関する手続きや流れを確認しましょう。
家賃の精算や敷金の扱いについても話し合う必要があります。
片付けの後は、原状回復のために簡単な修繕が求められることもあります。
業者に依頼する場合は、作業日程や内容を事前に共有しておくとスムーズです。
100万円以上かかるケースって本当にあるの?
100万円を超える遺品整理は非常に稀ですが、実際に発生することもあります。
ゴミ屋敷のように荷物が極端に多い場合や、高層階での搬出、特殊清掃が必要なケースでは費用が高額になりがちです。
費用が心配な方は、現地での見積もりをしっかり確認し、追加料金の有無も含めて丁寧に説明を受けると安心です。
近隣へのあいさつや管理組合への連絡は必要?
マンションでの遺品整理では、作業中の音や人の出入りに配慮が必要です。
トラブルを防ぐためにも、隣や上下階の住人に事前にひとこと挨拶をしておくのがおすすめです。管理組合や管理会社への連絡も忘れずに行いましょう。
エレベーターの使用や作業時間のルールがある場合は、事前に確認しておくと安心です。
まとめ
マンションでの遺品整理は、間取りや荷物の量だけでなく、建物の構造や共用部分のルール、オプションサービスの有無などによって、費用に差が生じます。
さらに、階段作業が必要だったり、ご近所や管理会社への配慮が求められたりと、集合住宅ならではの気遣いも必要です。
安心して任せられる業者を見つけるためには、見積もりの内容や対応の丁寧さもしっかり確認しておきたいところです。
遺品整理を少しでもスムーズに進めるためのヒントとして、本記事がお役に立てれば幸いです。
橋本 明
遺品整理士 / 不用品回収・リサイクル業務専門家
個人宅・オフィス・店舗・工場など多様な現場で経験を積み、大型案件にも多数携わる。
2021年に独立し、現在は遺品整理を中心とした事業を運営。
従業員数10名、車両7台を保有し、年間1,000件以上の遺品整理・不用品回収を手掛ける。
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