遺品の処分に迷ったときは?気持ちに寄り添う遺品整理の進め方2026.02.03
遺品整理を進めるとき、「何を処分するか」はとても悩ましいテーマです。
思い出の詰まった品や、大切にしていた持ち物に触れることで、当時の記憶がよみがえり、なかなか手放せないと感じる方も多いかもしれません。
仏壇や遺影といった宗教的なものや、ぬいぐるみなど気持ちのこもった品も、判断が難しくなる場面です。
そんなときは、気持ちに無理をせず、自分のペースで遺品整理を進めることが大切です。
本記事では、遺品整理における処分の考え方や工夫について、やさしくご紹介していきます。
Contents
遺品整理では、何を処分すべきかを考えましょう
遺品整理を進めるときは、何を手元に残して、何を手放すかをゆっくり考えていくことが大切です。
ご自身の思い出や気持ちに寄り添いながら、無理のない形で作業を進めていきましょう。
写真や日記など、思い出の詰まった品はどうする?
遺品整理を進めていく中で、写真や日記といった思い出の詰まった品は、どう扱うべきか悩む方が多いです。
思い出の詰まった品は、金銭的な価値こそ無いものの、心に残る大切な記憶を映し出していることもあり、なかなか手放せないのが自然な感情です。
全てを残しておくのが難しい場合は、写真をスキャンしてデータにしたり、日記の一部を抜粋して保管したりと、気持ちを大切にしながら整理する工夫もおすすめです。
「捨てるか残すか」ではなく、「どんな形で残すか」を考えてみると、気持ちが少し楽になるかもしれません。
仏壇や遺影など、宗教的な品の整理方法とは
仏壇や遺影、位牌などの宗教的な遺品は、特にどう扱えばよいか迷う方が多いものです。
宗教的な遺品は、故人を敬う気持ちがあるからこそ、むやみに処分することにためらいを感じるのが当然です。
多くの場合、お寺や葬儀社などで「魂抜き」や「閉眼供養」をしてもらったうえで、丁寧に手放す方法が取られます。
遺影も、写真を小さくプリントしてアルバムに入れるなど、気持ちの整理がしやすい方法で手元に残す方もいます。
大切なのは、故人への感謝や敬意の気持ちを忘れずに、自分や家族にとって納得のいく形で遺品整理を行うことです。
供養やリメイクで、心を込めて手放す方法もある
「そのまま処分するのは気が引ける…」という遺品がある場合は、供養やリメイクという選択肢もあります。
例えば、ぬいぐるみや人形などは、神社やお寺で「人形供養」をしてもらえることが多く、安心して手放すことができます。
また、故人が大切にしていた洋服やハンカチなどを、クッションや小物にリメイクして手元に残すサービスもあります。
形を変えて残すことで、「処分」ではなく「引き継ぐ」という気持ちに近付くことができます。
遺品整理を自分で進めるときの3つのコツ
遺品整理を自分で進めるときは、心や体に負担がかからないように、出来る範囲で少しずつ取り組むのが大切です。
作業を進めるうえでの工夫や準備をしながら、自分のペースで向き合っていきましょう。
ご自身で進めることで「気持ちの整理」がしやすい
遺品整理は、ただの片付けではなく、大切な人との思い出に触れる時間でもあります。
ご自身でゆっくりと作業を進めることで、自然と気持ちの面でも落ち着いてくることがあります。
アルバムや日記を見て、あたたかい気持ちになったり、懐かしい記憶がよみがえったりすることもあるでしょう。
慌てず、自分のペースで向き合うことで、故人とのつながりをもう一度感じることができるかもしれません。
全体の流れを決めてから、作業に取りかかるとスムーズ
遺品整理を始めるときは、何となく始めるよりも、事前に全体の流れを決めておくと安心です。
例えば、「月曜日は本棚だけ片付ける」「週末までに寝室を終わらせる」など、少しずつ進めていくと無理がありません。
必要な道具(軍手・段ボール・マジックペンなど)も、先に用意しておくと落ち着いて作業できます。
日程にメリハリをつけておくと、疲れたときの気持ちの切り替えもしやすくなります。無理せず、出来るところから少しずつ進めていきましょう。
作業の負担が大きそうなら、家族や知人と一緒に進めましょう
一人で遺品整理を進めるのは、思っている以上に大変です。
体力的な負担だけでなく、思い出の品に触れる度に気持ちが揺れて、なかなか進まないこともあります。
そんなときは、家族や信頼できる友人と一緒に進めるのがおすすめです。
手を動かしながら思い出話をしたり、迷ったときに相談できたりすることで、ご自身の気持ちも相当楽になります。
作業の前に「誰がどこを担当するか」を軽く話し合っておけば、無理なくスムーズに進められますよ。
遺品整理における処分に迷ったときの考え方
遺品整理をしていると、「残しておきたい気持ち」と「早く片付けなければ」という思いが重なって、迷うこともあるかもしれません。
そんなときは、自分の心にやさしく寄り添いながら、少しずつ先のことについて考えてみましょう。
「故人ならどうしてほしいか」と想像してみる
遺品整理をしていると、「こんな大切な物を処分していいのだろうか」と迷ってしまうことがあります。
そんなときは、一度立ち止まって、亡くなった方がどんな想いでその遺品を残していたのか、そして、今どんなことを望んでいるのかを想像してみましょう。
残された遺族が悩みながらも、誠実に遺品整理を進めること自体が、きっと立派な供養になるはずです。
ノートに書き出すことで気持ちを整理しやすくなる
遺品整理では、「どれを残してどれを処分するか」が大きなテーマになりますが、気持ちが揺れてしまい、なかなか決断できない方も少なくありません。
そんなときは、自分の頭の中にある気持ちや判断基準を、ノートやメモ帳に書き出してみると良いでしょう。
「遺品を残したい理由」「遺品の処分が辛い理由」「思い出に残っているエピソード」など、頭の中だけで考えるよりも、文字にすることで気持ちが整理しやすくなります。
感情に寄り添いながら、少しずつ選別を進めていくための土台作りにもなります。
どうしても手放せない物は、無理に処分しなくてもOK
遺品整理をしていると、中には「どうしても手放せない」と感じる品も出てくるものです。
例えば、故人の愛用していた衣類や、思い出が詰まった手紙、古いアルバムなどは、無理に処分しようとすると心に負担がかかってしまいます。
どうしても手放せない物があると感じているなら、必ずしも急いで遺品整理を進めなくても大丈夫です。
しばらく保管して、気持ちの整理がついたときに、改めて向き合ってみましょう。
「今は残しておく」という選択もまた、納得のいく遺品整理のかたちのひとつです。
遺品整理業者に依頼するか迷ったときの5つのポイント
遺品整理を自分たちで進めるか、業者にお願いするか迷うこともあるかもしれません。
そんな時は、今の状況や気持ちに合わせてゆっくり考えてみるのがおすすめです。
忙しい人や遠方にいる方には、頼れる味方になる
お仕事が忙しかったり、故人のお住まいが遠方だったりすると、遺品整理のために何度も現地に足を運ぶのは大変ですよね。
そんなとき、遺品整理業者にお願いすれば、現地での作業を全てお任せすることができます。
立ち会いが難しい場合でも、事前にしっかり打ち合わせをしておけば、希望に沿って丁寧に対応してくれます。
「自分たちだけでは難しいかも…」と感じたときは、遺品整理業者の手を借りてみることも、検討してみましょう。
ご近所への配慮や騒音対策にも対応してくれる
遺品整理の作業では、大きな家具を運んだり、袋詰めの音がしたりと、どうしても多少の物音が出てしまいます。
「ご近所に迷惑をかけないかな…」と気になる方もいらっしゃると思いますが、そうした心配にも、きちんと配慮してくれる業者が多いので安心です。
例えば、事前に挨拶をしてくれたり、作業の時間帯を調整してくれたりと、周囲への気づかいも忘れません。
「なるべく静かにお願いしたい」などの希望があれば、遠慮せずに伝えてみましょう。
作業日や回収方法の相談がしやすく、柔軟に動いてくれる
「この日しか予定が合わないけど、大丈夫かな…」「先に一部だけ回収してほしい」など、遺品整理にはそれぞれのご事情がありますよね。
そんなときも、遺品整理業者に相談すれば、出来る限り、希望に沿った形で動いてくれることが多いです。
日時の調整はもちろん、作業の進め方や立ち会いの有無など、細かなことまで一緒に決めていけるので安心です。
「こうしてもらえたら助かるな」と思うことがあれば、遠慮せず伝えてみてくださいね。
遺品の供養・分別・買取を一括で依頼できる
大切な人が残した物の中には、手放すのが辛いものもあれば、使ってもらえたらうれしいと思える品もありますよね。
遺品整理業者の中には、供養・分別・買取までをまとめて対応してくれるところもあります。
例えば、仏壇やお位牌などは供養先の手配までしてくれたり、まだ使える品は査定して買い取ってくれたりと、ひとつひとつの思いに寄り添ってくれます。
何から手をつけていいか分からないときでも、まとめて相談できるのは心強いですね。
ハウスクリーニングや片付けまで対応してくれる業者もある
遺品整理が終わると、気になるのがお部屋の片付けや掃除ではないでしょうか。
長く使われていなかったお部屋だと、ほこりや汚れが気になることもありますよね。
そんなときは、ハウスクリーニングや片付けまで対応してくれる業者にお願いするのもひとつの方法です。
家具や家電の処分、ちょっとしたお部屋の清掃などもまとめて頼めるので、引き渡しや売却を考えている場合にも安心です。
まとめ
遺品整理を進めるなかで、「これは残したほうがいいかな」「処分しても大丈夫かな」と迷うことは少なくありません。
大切なのは、無理に答えを出そうとせず、自分たちのペースで少しずつ向き合っていくことです。
手放すことに不安を感じたら、いったん保留にしておくのもひとつの方法です。
ご自身の気持ちと相談しながら進めていけば、きっと納得のいく遺品整理となるでしょう。
状況に応じて、専門の遺品整理業者に相談してみるのもひとつの方法です。
橋本 明
遺品整理士 / 不用品回収・リサイクル業務専門家
個人宅・オフィス・店舗・工場など多様な現場で経験を積み、大型案件にも多数携わる。
2021年に独立し、現在は遺品整理を中心とした事業を運営。
従業員数10名、車両7台を保有し、年間1,000件以上の遺品整理・不用品回収を手掛ける。
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