遺品整理とハウスクリーニングの違いとは?同時に依頼するメリットや対応範囲を解説2026.02.03
遺品整理を進めていくと、「部屋もきれいにしておきたい」と感じる場面が出てくるかもしれません。
長く暮らしていた家には、見えない汚れや生活のニオイが残っていることも多く、掃除の手間が思った以上にかかることもあります。
そんなときに頼りになるのが、プロによるハウスクリーニングのサービスです。
遺品整理と一緒にお願いすれば、効率良く、気持ちの面でも少し楽になるかもしれません。
本記事では、遺品整理とハウスクリーニングの違いや、必要になる場面、セットで依頼するメリットなどをわかりやすくご紹介します。
Contents
「遺品整理」と「ハウスクリーニング」は何が違うの?
「遺品整理」と「ハウスクリーニング」は、どちらも家の片付けに関わるサービスですが、役割や目的は全く異なります。
作業内容や必要となるタイミングも違うため、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。
遺品整理はモノと気持ちを整理する作業
遺品整理は、亡くなった方の家にある家具や衣類、思い出の品などを一つひとつ整理していく作業です。
片付けの対象はとても幅広く、貴重品や重要書類の確認はもちろん、写真や趣味の道具、日用品にいたるまで、全てが対象になります。
ご家族の手で作業を進めることもできますが、思い出の詰まったものに触れるのは、精神的に辛く感じることもあるかもしれません。
経験豊富な遺品整理の専門業者に相談すれば、お気持ちに寄り添いながら丁寧にサポートしてくれます。
不用品の回収や遺品の供養も一緒に任せられるので、少しでも気持ちがラクになるお手伝いができるはずです。
ハウスクリーニングはプロによる本格的な清掃
ハウスクリーニングは、専門のスタッフが専用の道具や洗剤を使って、家の中をすみずみまできれいにしてくれるサービスです。
普段の掃除では手が届かないような換気扇の奥や、落ちにくいキッチンの油汚れ、浴室やトイレのカビ・水垢なども、プロの技術できちんと仕上げてもらえます。
エアコンの内部清掃など、家庭ではなかなか難しい作業にも対応してくれるのもポイントです。
汚れが気になっていた場所がスッキリすると、お部屋の印象もガラッと変わります。
賃貸の退去時や売却前の仕上げとして利用されることも多く、「プロに頼んで良かった」と感じる方も非常に多いです。
特殊清掃はどんなときに必要?
特殊清掃は、孤独死や事故、自殺などがあった部屋を、衛生的に安全な状態に戻すための専門的な清掃サービスです。
ご遺体の発見が遅れてしまった場合、体液や血液、強い臭いが部屋に残ってしまうことがあります。
強力な汚れや臭いは、家庭用の洗剤や掃除道具ではどうしても落とし切れません。
特殊清掃では、消臭や除菌に特化した薬剤や機材を使い、健康への影響や二次被害が出ないようにしっかり対応してくれます。
火災や水害、ごみ屋敷などにも対応しており、通常の清掃とは大きく異なります。
ハウスクリーニングはどこまで対応してくれる?
ハウスクリーニングでは、日常の掃除ではなかなか行き届かない場所まで、プロの手で丁寧にきれいにしてもらえます。
水回りや床、窓、ニオイのケアなど、幅広く対応してもらえます。
水回りの頑固な汚れもプロの技でピカピカに
キッチンやお風呂、トイレなどの水回りは、どうしても汚れが溜まりやすい場所です。
油汚れやカビ、水アカなどは、毎日こまめに掃除していても、いつの間にかこびりついてしまうこともありますよね。
そんな時は、ハウスクリーニングのプロに頼るのがおすすめです。専用の洗剤や機材を使って、落としにくい汚れまでしっかり落としてくれます。
お風呂の黒カビやキッチンのギトギト汚れ、トイレの尿石まで丁寧に対応してくれるので、見た目はもちろん、ニオイも気になりません。
遺品整理と合わせて依頼することで、お部屋全体を綺麗に整えることができ、気持ちの切り替えにもつながります。
床や窓・サッシもまるごとお任せ
フローリングや窓まわりの掃除って、思っている以上に大変ですよね。
ホコリが溜まりやすかったり、サッシのすき間に汚れが入り込んでいたり…。
自分で掃除しても、なかなかスッキリしないこともあると思います。ハウスクリーニングでは、そんな細かい部分まで丁寧に対応してくれます。
床の汚れをしっかり落としてワックスで保護したり、窓ガラスを内外から磨いたり、網戸やサッシまできれいにしてくれるので、お部屋の印象がパッと明るくなりますよ。
遺品整理と合わせて依頼すれば、大きな家具を動かしたタイミングで床掃除もできるので、効率良くお部屋を整えることができます。
カビ・ニオイの除去で空間リフレッシュ
長く使っていなかったお部屋や空き家では、見た目以上に気になるのがカビやニオイです。
特に湿気がこもりやすい場所では、気付かないにカビが発生したり、独特なニオイが残っていたりすることがあります。
そんなときは、ハウスクリーニングでしっかり対策するのがおすすめです。
カビの種類に合わせた洗剤での除去や、消臭・除菌の処理など、プロならではの方法で空間をリセットしてくれます。
遺品整理の後にお部屋をリフレッシュしておくと、その後の生活や売却・賃貸の準備もスムーズに進みます。
遺品整理の後にハウスクリーニングが必要になるケース
遺品整理が終わった後、住まいの使い方によっては、ハウスクリーニングが必要になることもあります。
これから誰かが住んだり、貸したり売ったりする予定がある場合は、きれいに整えておくと安心です。
ご家族がそのまま住む予定がある場合
遺品整理をした後に、故人の住まいにご家族が引き続き暮らす予定がある場合は、ハウスクリーニングをあわせて行っておくと安心です。
長年住まわれていた家は、キッチンやお風呂、エアコンの中などに汚れやカビが溜まっていることもあります。
目に見えない場所の汚れや臭いをそのままにしておくと、快適に暮らしが保たれなくなるでしょう。
プロのクリーニングを入れることで、見た目はもちろん、空気もすっきり整い、気持ち良く新しい生活をスタートできる環境になります。
賃貸・売却の前に部屋を整えたい場合
遺品整理の後、部屋を賃貸に出したり、売却したりする予定がある場合は、ハウスクリーニングをしておくのがおすすめです。
室内が汚れたままだと、どうしても見学に来た方の印象が悪くなりがちですし、借り手や買い手がなかなか見つからない原因にもなってしまいます。
水回りや壁の汚れ、床の黒ずみなど、気になる箇所をきれいに整えておくことで、物件の価値がしっかり伝わりやすくなります。
原状回復のトラブルを避ける意味でも、事前の清掃は大切です。
長年放置された空き家やゴミ屋敷の場合
一定の期間にわたって人が住んでいなかった部屋や、ゴミ屋敷のような状態だった部屋では、遺品整理の後にハウスクリーニングをしておくと安心です。
長期間放置された家には、ホコリだけでなくカビや害虫の死骸などが溜まっていて、普通の掃除だけではなかなか取りきれない汚れが広がっていることもあります。
プロの清掃なら、頑固な汚れもすっきり落としてもらえるので、衛生面の心配もぐっと減らすことができます。
室内での孤独死があった場合(特殊清掃対応)
もしもお部屋の中でお亡くなりになり、発見までに時間が経っていた場合には、通常のハウスクリーニングだけでは対応が難しく、「特殊清掃」と呼ばれる専門的な作業が必要になります。
体液や血液、強い臭いなどが残っていると、一般の洗剤や道具では綺麗にできません。
特殊清掃では、専用の薬剤や機械を使って、徹底的な除菌・消臭を行います。
安全に作業するためにも、経験のある業者に依頼することがとても大切になります。
遺品整理とハウスクリーニング、セットで依頼するべき理由
遺品整理とハウスクリーニングは、それぞれ別の作業ですが、まとめてお願いすると手間が減ってとても助かります。
段取りもつけやすくなるので、気持ちの負担も少し軽くなるかもしれません。
片付けから清掃まで一気に済ませられる
遺品整理をお願いした後、部屋のお掃除も必要になることが多いですよね。
そんな時に、各々を別の業者に依頼すると、連絡や日程の調整が思ったより大変になりがちです。
遺品整理とハウスクリーニングをまとめて依頼することで、作業が非常にスムーズに進みます。
片付けと一緒に掃除の準備も進められるため、作業の日数を短縮できます。
また、手間が減る分、気持ちにも少し余裕が生まれやすくなるでしょう。
別々に頼むより料金が抑えられることも
遺品整理とハウスクリーニングを別々の業者さんにお願いすると、それぞれに費用がかかってしまいます。
そこで、同じ業者にまとめて頼むと、「セット割引」などでお得になることがあります。
見積もりや打ち合わせの回数も減るので、その分の負担も少なくなります。
あまり時間が取れない方や、費用をなるべく抑えたい方にとっては、大きなメリットになるはずです。
予定の調整がラクで進行もスムーズ
片付けが終わった後に掃除を始める場合、どちらの業者さんにも予定を聞いて、上手くスケジュールを組まなければなりません。
そこで、同じ業者にまとめてお願いすれば、初めから全体の流れを考えながら進めてもらえるので安心です。
作業するスタッフさん同士も連携がとりやすく、状況に合わせて柔軟に対応してくれることが多いです。
予定が詰まっているときや、早めに部屋をきれいにしたいときにも頼りになります。
まとめ
遺品整理を進めていくと、どうしてもお部屋の汚れや使われていなかった空間の臭いなどが気になってくることがあります。
長年の暮らしの形跡は、目に見えない部分にも少しずつ積み重なっているものです。
自分たちで全部きれいにするのは大変に感じることもあるかもしれません。
そんなときにプロの手を借りることで、空間がスッキリと整い、気持ちにも少し余裕が生まれやすくなります。
大切な思い出と向き合いながら、少しずつ前に進んでいくために、身の回りの環境を整えることが、心の整理にもつながるかもしれません。
橋本 明
遺品整理士 / 不用品回収・リサイクル業務専門家
個人宅・オフィス・店舗・工場など多様な現場で経験を積み、大型案件にも多数携わる。
2021年に独立し、現在は遺品整理を中心とした事業を運営。
従業員数10名、車両7台を保有し、年間1,000件以上の遺品整理・不用品回収を手掛ける。
埼玉の遺品整理ははしもとサービス
白岡市、さいたま市での遺品整理・生前整理は、経験豊富なはしもとサービスにお任せください。
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